１０月になっても、日中はまだまだ暑い日が続きますね。まさか、自分がこのような思いにいたるなんてちょっと前までは思いもしなかったのですが、長野でも「エアコン必要！！」。別荘地域の標高1000メートル超までいけば日陰はそうでもないのですが、650メートル前後の長野のどちらかというと高原に位置する佐久地域ですら、この8月、9月と自分史上経験のしたことのない暑さでした…
学生時代は東京にいたのですが、あの蒸し暑さの中ですら、「俺は長野県民！！クーラーなどいうものには跪かん！！」などと息巻いていたのですが（若いな）、今となっては「科学の勝利」ですよ、ほんと。
かつては建築的パッシブな工夫で風が通り抜ける家を作れば、それで快適に過ごせるかと思っていたのですが、通り抜ける外気がすでに熱い、そして湿度もあるとなると、やはり現実的には断熱気密をしっかりした上で、うまく機械を使いこなしていくしかありません。
エアコンはどうしても室外機が必要で、後からつけると、見た目にもよろしくない場所についてしまうことが多々あります。
エアコンをかっこよくつけるために生活を犠牲にすることはできませんが、こうなってくると長野でもエアコンはあって当たり前で設計をしていかなければいけませんね。
エアコンは冷房に使う時は電気代はそこまで高くはありません、長野でしたら暖房に使う時の電気代の方が正直度肝を抜かれます。ですが、暖房時は灯油を室内で燃やすよりもクリーンですし、水蒸気の発生もない、エアコンはまだまだ研究され性能が上がっていって、効率が上がっていくと思われますので、そこは大変期待したい技術のうちの一つであります。
